第53代淳和天皇陵

京都市西方の小塩山頂上(642m)近くにあります。山頂付近まで府道141号が通ってますが一般車両通行禁止となっています。

宮内庁の陵墓管理関係者以外では林立している放送アンテナの関係者だけがゲートを通れるのでしょう。もちろん徒歩なら右の隙間から通れます。

この道路の他に参陵道として2つのルートがあります。一方は141号をショートカットする形のルートで、もう一方は一つ南の東西の尾根を上って行くルートです。

いずれも道は分かり易いのですが、雨水の流路となっている区間は浸食がすすみ足がかりが乏しい上に滑ります。足首を固定するタイプの靴でないと辛いです。

行きは後者のルートを上りましたが、帰りは前者を選ぶもあまりの足元の悪さに後半は141号を下りました。足を挫かないようモタモタ降りるより道路をガンガン降りる方が楽です。

阪急バス等の南春日町バス停から標高550mの昇り降りですが、8:50着のバスから12:03発のバスまでの間になんとか行って来られました。私にとっては速いペースです。

あと、「熊出没注意」の警告は知ってたので熊鈴の他に携帯ラジオを持参しました。熊鈴は立ち止まったり休憩すると鳴らないので。


JR向日町駅から阪急バスで南春日町に到着

右の峰々の左の少し高いところが目的地です。左下の道標には「淳和天皇陵 右」とありますが、もう一つの山陵道は左へ行きます。

川を渡った先で右です

その先で分岐を左へ、建物を右に見て進むと動物除けのゲートがあります。カギはかかってないので開けて上の電線に触れないよう注意してくぐります。もちろんちゃんと閂は掛けました。

あとは道なりに上って金蔵寺からのルートの分岐点に着きました。

その先で府道141号を2回横断し、最終的には合流して141号終端に到達しました。左が淳和天皇陵へ続きます

陵墓標識

参陵道の途中もこのぐらい整備されていたらと思います

到着しました

拝礼します

帰りに撮った管理小屋

下りの途中でヘタれて141号を行くとこんな眺望もありました

停車場遍路の天皇陵拝礼旅

歴代天皇の御陵を巡った記録を載せていきます。

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